初めてライブ配信をする時に準備する機材や会場について

コロナウイルスの影響もあり、様々なイベントが休止や延期となっている今、自宅からでも参加してもらうことのできるWEB・ライブ配信への注目が高まっていると思います。
そんな中で、「これからライブ配信を自分たちで行いたい」と思っている方へ向けて、rtvが行っているライブ配信のやり方をご紹介します。
まず、はじめに必要な機材や会場についてをご紹介します。

初めてライブ配信を行うために準備するもの

①カメラ(+三脚)
業務用はもちろん、家庭用ビデオカメラの画質でも十分配信可能です。
映像出力端子にHDMIがあるものを選んで購入してください。
より安定した映像を撮影するために、三脚もご準備ください。

左:業務用 右:民生用(家庭用)

②マイク
家電量販店やネットのオーディオ機器取扱店にて、5000円〜程度で販売しています。
マイクの端子がカメラに入力できるもの(または変換できるもの)を購入してください。
ワイヤレスマイクは、配信場所によって電波の乱れや混線が発生したりする場合もあるため、有線マイクの使用が無難です。

左:業務用 右:民生用(家庭用)

③エンコーダ
収録した映像の形式を配信に適した形へ変換するための機材です。
種類がいくつかあるためわかりにくいですが、予算や規模に合わせて選択してください。

④配信設定用PC
インターネットに接続できるPCは基本的に必ず必要です。
エンコーダの設定や、視聴環境の確認、配信状況の確認などに使用します。

余裕があれば、

⑤照明
より綺麗な映像を収録することができます。
出演者の顔色が良く見えたり、全体が明るく見える効果があります。

インターネット回線

そして、円滑なライブ配信を行うために最も重要なのがインターネットの回線です!
注意ポイントをいくつかご紹介します。

①インターネット回線はライブ配信専用のものを準備してください。
会社内などの共用回線の場合、配信中に他の使用者が大きなファイルのアップロードなどを行うと配信が途切れるなどの影響が出る可能性があります!
また、予備回線を用意しておくと安心です。

②回線の実効速度が2.5〜3Mbps程度あるのを確認してください。
回線速度は、収録した映像をサーバーにアップロードする際にとても重要になります。高画質で送信するためには、実効速度で2.5〜3Mbps必要となります。

③社内や貸し会議室にあるインターネット回線を使用する場合、Wi-Fiルーターからの距離などを確認し、可能であれば有線での接続をおすすめします。

ライブ配信の場所(会場)

基本的にインターネットの回線と電源が必要です。
(屋外でされる場合は、天候などにご注意ください。)

セミナーや講演会などをされる場合

①音の反響が少ない
音が反響する部屋は、椅子を引いた音やものを置いた音が目立ちます。(部屋の中で手を叩くと反響具合を確認できるので、事前に確かめてください。)

②他社の出入りが少ない
ライブ配信中に廊下や隣の部屋で大きな物音がすると収録に入ってしまうため、可能であれば事前に告知や張り紙で掲示することをおすすめします。

③できれば3階以上の高さにある
立地によっては(特に低層階の場合)、緊急車両のサイレンやバイクのエンジン音などが入ってしまう可能性があります。

これらをクリアした静かな部屋がおすすめです。

ここまでが、初めてライブ配信を行う際の準備です。
初心者の方が一番わからない機材については別のページにておすすめをご紹介します!

アーカイブ